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2019年09月06日

子供以上に親は「親子旅行」に行きたい! 親子旅行で親の旅費を「負担したことがない」が3割超えの一方で、 「300万円」を負担した超親孝行な人も! ~エアトリが“敬老の日”に合わせ「親子旅行」に関するアンケート調査を実施~

総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅)は、20代~70代の男女934名を対象に「親子旅行」に関する調査を実施しました。

■調査背景
9月16日は「敬老の日」。自身や義理の親に日頃の感謝を込めて旅行をプレゼントする人も多いかと思います。そこで、「親子旅行」にまつわるアンケートを実施し、親と子の意識の違いについて調べました。

■調査結果
調査1:自分の親と親子旅行に行きたいと思いますか?(離別・死別等の特別な理由を持つ人を除く)
 全ての世代において、「強く思う」「やや思う」と回答した人が過半数となりました。その一方で、30代・40代はそれぞれ67.5%・67.9%と7割近い割合だったのに対し、50代では64.2%、60代では59.7%と年齢が進むにつれ漸減傾向となりました。子供と旅行に行きたい人は子供が40代のうちに誘ってみるとOKの確度が上がりそうです。

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 次に、子供の有無で比較してみたところ、子供がいる人の方が「強く思う」「やや思う」と回答した割合が高くなりました。自身が子供を持つことによって、親への感謝が深まり、旅行に連れて行ってあげたいという気持ちが強くなるのかもしれません。

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調査2:(子供がいる人)子供と親子旅行に行きたいと思いますか?
 調査1とは逆に子供がいる人に対して、子供と親子旅行に行きたいと思うかを聞いたところ、全ての世代で6割以上の人が「強く思う」「やや思う」と回答し、子供よりも親の方が親子旅行を望んでいることがよく分かる結果となりました。特に40代以下では約9割となっており、50代は85.3%、60代は72.2%、70代以上では64.5%と調査1同様、年齢が進むにつれ漸減傾向となっています。

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調査3:(親子旅行をしたことがある人)親子旅行において、初めて自身が親の旅費を負担したのは何歳の時ですか?
 最も多かったのは「負担したことはない」(31.7%)となりました。2位以降は「30代」(23.2%)、「20代」(20.1%)、「40代」(15.6%)となっており、「20~40代」で過半数を占めました。

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調査4:(親子旅行にて親の旅費を負担したことがある人)今まで負担したことのある親の旅費の最高額を教えてください。
 最も多かったのは「5万円以上10万円未満」(26.6%)で、2位の「10万円以上20万円未満」(24.1%)、3位の「5万円未満」(21.0%)と合わせると7割以上の人が「20万円未満」であることが分かりました。一方、「50万円以上」は4.2%となっており、本調査での最高額は「300万円」となりました。

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調査5:(親子旅行にて親の旅費を負担したことがある人)親の旅費を負担した(するようになった)きっかけは?
 1位は2位に15ポイント以上の差をつけて「特にない」となり、次いで誕生日や敬老の日などの「記念日」がランクインしました。子供との旅行を望んでいるシニアの人たちは9月16日の「敬老の日」に合わせて旅行をお願いしてみるのも良さそうです。また、「旅行に行ってもお金を払ってもらえない」と不満に思っている親もある日突然旅費を負担してもらえるようになるかもしれませんので楽しみにしていましょう。

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調査6:(親子旅行にて親の旅費を負担したことがない人)親の旅費を負担していない理由は?
 2位の「親の方が収入がある」(20.2%)を大きく引き離して「親が払わなくて良いと言う」(31.9%)が1位となりました。3位の「今までの慣習」(15.2%)と合わせると半数近い人が親の意向で旅費を負担していないことが分かります。やはり親は我が子には甘く、自分のためにお金を使ってほしくないと考えている人が一定数いるようです。

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調査7:一般的に、親子旅行に行く際、子供は何歳から親の旅費も負担すべきだと思いますか?
 全ての年代において「年齢に関わらず、一定の収入を得られるようになったら」が1位となりました。一方、30代以下では2位に同率で「20代」「30代」(いずれも20.3%)が入ったのに対し、70代では「50代以上」(17.3%)が入り、年齢が進むにつれ、回答した「負担すべき年齢」も高くなる傾向が見られました。

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 続いて、子供の有無で比較したところ、こちらも子供の有無に関わらず1位は「年齢に関わらず、一定の収入を得られるようになったら」になった一方で、2位以降は子供の有無で大きく差が出ました。特に、「いつまでも負担しなくて良い」と答えた割合が子供なしの場合4.7%だったのに対し、子供がいる人は13.3%となり、親の子供への愛情が良く表れた結果となりました。

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●「20代」と回答した人の理由
・社会人になったら一人前の大人として、ある程度の貯蓄をしたら溜まると思うので親の恩返しは若いうちからやるべき。(40代・女性・子供あり)
・自分ができるようになったら、すぐ行くべきと思う。後からでは遅いこともある。(40代・女性・子供なし)

●「30代」と回答した人の理由
・個人として親世帯から経済的に独立してほしいと思うし、それができる年齢だと思うので。(60代・女性・子供あり)
・もし独立して安定した収入があり、旅行する余裕もあるのであれば、ぜひ30代からしたほうが良いと思う。親も高齢になると旅行先候補が減っていくので。(30代・女性・子供なし)

●「40代」と回答した人の理由
・40代になると、親孝行の最期と思う。お金もあるし、体力もある。(50代・女性・子供あり)
・親世代が仕事を辞めるタイミングで、払い始めるべきだと思っている。(40代・女性・子供あり)

●「50代」と回答した人の理由
・子供も成長して手が離れ、ゆとりがもてる年代になるから。(60代・男性・子供あり)
・子育て、住居費負担の多い40代、50代前半は親の方が余裕がある。(60代・男性・子供あり)

●「いつまでも負担しなくて良い」と回答した人の理由
・対等じゃないと行先や時期の意見を言いにくくなるので常に割り勘にして欲しいと親に言われている。(50代・女性・子供なし)
・自分が子の立場なら負担したいが、親の立場なら負担させたくない。(40代・男性・子供あり)
・親はいつまでも親だから子供と一緒の時はお金を出して上げたい。そのためにある程度の貯えが必要と思う。(50代・女性・子供あり)


調査8:(子供がいる50代以上の人)子供と行きたい旅行先はどこですか?
 国内は50・60・70代共に1位が「北海道」、2位が「沖縄県」となりました。「北海道」を選んだ人はグルメと大自然の観光を求めており、「沖縄県」を選んだ人からは島巡りやシュノーケリング・ダイビングをしたいという意見が多く挙がりました。

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 続いて、海外で聞いたところ、50・60・70代共に1位が「ハワイ」、2位が「アメリカ」となりました。「ハワイ」はのんびりしたいという意見と同じくらいマリンスポーツやゴルフがしたいという意見も聞かれ、「アメリカ」はラスベガスのショー、ディズニーワールド、グランドキャニオンやナイアガラの滝を見たい、などの意見が聞かれました。
 親がある程度年を取っていると、親子旅行を企画する時に「近場でゆっくりできるところ」と考えがちですが、親は意外と子供の考えとは違った希望を持っているかもしれません。

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■調査概要
調査タイトル :「親子旅行」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女934名
調査期間 :2019年8月27日~8月30日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ